「課題解決力向上講座」第2回を開催しました。(2022.6.22)
2022年8月10日
 


2022622日に「課題解決力向上講座(全2回)」の2回目を開催しました。
この講座は、日常業務に潜在・出現する問題(リスク)を発見し、個人と組織で解決に導くための実践方法を理解することをゴールとしています。
 
1回目では、まず、「問題」と「課題」の違いとはなにかを学びました。「問題」とはネガティブな現状や事柄のこと、「課題」とは、その問題を解決するために起こす具体的な行動のことです。課題を解決するためには、最初に問題がなにかを見つけ、それを解決するために課題化することが必要となります。
問題解決の道筋、問題を特定する「どこどこ分析」、問題を探求する「なぜなぜ分析」、真因をあぶり出していく「フィッシュボーンチャート」などを学び、参加者は自分の仕事での問題と課題をワークシートに書き込みながら考えを深めていきました。
 
2回では、1回目で抽出した自分の課題を改めて深掘りし、対策を立案しました。特定された真因に対して対策を立てる、優先順位を決める、仮説を立てるなどの考え方・方法を学びました。また、問題解決にチームで取り組むための「ファシリテーター入門」では、会議をリードして円滑に進め、場づくりをしていくファシリテーターの役割や、会議の進め方、メンバーの意見の引き出し方なども紹介しました。
 
受講者は初めての手法を最初は難しく感じられたようでしたが、自分で設定した問題と課題について考え抜き、講師のサポートを受けて少しずつ身につけていきました。
 
日々の業務の中で起こる数々の課題を解決するための道筋となれば幸いです。