9月1日 中堅次期リーダー研修のフォローアップ講座を開催しました。
2020年9月1日
 


「中堅次期リーダー研修」は、次のリーダー候補となる中堅社員を対象に、「自社を代表できるカオになる!」ことを目指して、ビジネスの基礎を確認しながら、リーダーに成長していくための手段・手法を学ぶ講座です。昨年(2019年)の秋以降、毎月1回のペースで、6回にわたり「発想力や思考力」、「タイムマネジメント」、「課題解決手法」などのテーマを学びました。
最終開催日から約半年が経過したタイミングで開催された今回の「フォローアップ講座」は、その名称のとおり、受講者のフォローアップを目的とします。2020年より、HRCでは、主宰講座については「受講する」だけでなく「受講の成果を活かす」対応に取り組んでおり、複数回で構成するプログラムに必ず設けているのが、このフォローアップ講座です。
その目的は、これまでの受講内容をリマインドするとともに、学んだことや得られた気づきが、日々の業務の中でどのように活かされたのかを受講者自身が再確認、合わせて講師の支援や受講間の議論によって、課題解決のヒントを発見し、知見を高めようというものです。
 
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■フォローアップ講座の模様
今回の「中堅次期リーダー研修」のフォローアップの模様をご紹介しましょう。
 
今回の「中堅次期リーダー研修」のフォローアップの模様をご紹介しましょう。
講座で取り上げたテーマについて、開催した時系列に沿って振り返りました。例えば、UPS(Unique Sales Proposition)やマインドマップ(初回)、思考力と発想力の必要性(第2回)、タイムマネジメントと目標設定(第3回)、課題解決とフレームワーク(第4回)、リーダーシップとフォロワーシップ(第5回)などです。多岐にわたるビジネスセオリーの解説はもちろん、フォローアップの狙いでもある「学びを高める」ために、担当の伊藤講師の指導で、自身の思考力をチェックシートで確認する、「コロナ禍は5Cにどのような変化をもたらしたか?」といった今日現実的なテーマによる検討と発表など、ワークを挟みながらの進行となりました。
 
■受講者の声
 
 最後に、10名の受講者のみなさんに、受講の感想と今後の取り組みについてのアンケートを行いました。そのなかから、①受講を契機とする成長の実感、②実際に役立っていること、③1年後の目標について、主なコメントをご紹介します。
 
①前回の受講から今回のフォローアップ受講までに、自分が変わったと思うこと、成長したところ
・仮説を立てて提案する営業活動ができるようになった
・タスク管理をきちっと実行できるようになり、依頼対応へのヌケ・モレがなくなった
・タイムマネジメントを意識できるようなった
 
②学んだことを実際に仕事で役立てていることは
・マンダラチャート*(3名)
・タイムマネジメント(3名)
  *曼荼羅模様のようなマス目のそれぞれにアイデアを書き込み、整理と思考を深める(注:事務局)
 
③研修を振り返って、来年の今日までに実現したい取り組み
・コロナ禍に負けず、新規開拓を増やす
・コロナ禍の状況だが、健康を維持する
・部門黒字化の達成
・コストを意識した仕事の進め方、業務改善の実現
・受講で得られた知見を部下の指導に活かす
 
■担当の伊藤律子講師((株)トライプランニング)談
“半年間勉強した「何か」については、それぞれの仕事にも、またプライベートでも役立っているようで嬉しく思いました。フレームワーク含め広範囲でお伝えしているので、すべてに取り組むことは難しいかもしれません。しかし、1つでも自身や自社に合ったものを「実行」いただくことが重要と考えています。今回のフォローアップ研修で振り返ることで、また新たに「実行」する、動機となったと感じます”
 
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受講者のみなさん、担当の伊藤先生、ありがとうございます。この10月から、「中堅次期リーダー研修」の2020年度プログラムがスタートします。10月8日に開講、来年(2021年)の3月まで、毎月1回・全6回の開催を予定しています。既にリーダーになられた方でも、これからリーダーを目指そうという方にもたいへん役立つ内容となっています。みなさんの参加をお待ちしています。どうぞお気軽に事務局までお問い合わせ下さい。